まるちゃんの物語5
2006年 02月 07日
こうして、ふたりは「世界」を仲良く歩き始めた。
「そういえば、まるちゃん、さっき、ころころ、ころころ、何をしていたの?」
「僕かい。転がっていたのさ」
「ふーん、なんで?」
「自分のまんまるさを確かめるためにね。僕って、すごくまんまるだろ?
だけど、このまんまるさは、なんのためにあるのだろう。僕のたったひとつの取り柄にもみえるし、欠点にも見える。
何かの役にたつようにも思えるし、何の役にもたたないようにも思える。
そんなこと、ずっと考えていたのさ。」
「ふーん、なんだか、むずかしいね・・・。
よくわからないけど、あなたのまんまるさのおかげで、
あなたがころころ転がって、そしてわたしたちは出会った。
わたしたちの出会いが何かの役に立つなら、
あなたのまんまるさも『意味』があったってことになるのかもね。」
「なるほど。コトリちゃんの言うとおりだ!」
「そういえば、まるちゃん、さっき、ころころ、ころころ、何をしていたの?」
「僕かい。転がっていたのさ」
「ふーん、なんで?」
「自分のまんまるさを確かめるためにね。僕って、すごくまんまるだろ?
だけど、このまんまるさは、なんのためにあるのだろう。僕のたったひとつの取り柄にもみえるし、欠点にも見える。
何かの役にたつようにも思えるし、何の役にもたたないようにも思える。
そんなこと、ずっと考えていたのさ。」
「ふーん、なんだか、むずかしいね・・・。
よくわからないけど、あなたのまんまるさのおかげで、
あなたがころころ転がって、そしてわたしたちは出会った。
わたしたちの出会いが何かの役に立つなら、
あなたのまんまるさも『意味』があったってことになるのかもね。」
「なるほど。コトリちゃんの言うとおりだ!」
by rirakuma2006
| 2006-02-07 00:36
| まるちゃんの物語